偽装ニュース

最近の日本で起きたハチミツの偽装に関するニュース

 

2015年8月20日
「豊島養蜂園」10年以上前からずっと産地偽装

「国産蜂蜜」実はハンガリー産…大阪府警、新法違反で全国初摘発 業者「10年以上前から始めた」
外国産の蜂蜜を国産と偽って販売したとして、大阪府警鶴見署は20日、食品表示法違反や不正競争防止法違反の疑いで、同府枚方市の食品販売会社「豊島養蜂園」の井上達也社長(51)ら7人と、法人としての同社を書類送検した。
鶴見署によると、今年4月に施行された食品表示法違反での立件は全国初とみられる。同法は食品の安全性や品質を分かりやすく表示するため、日本農林規格(JAS)法や食品衛生法などの基準を一元化した。書類送検容疑は今年2~5月、輸入したハンガリー産の蜂蜜を国産と称して販売したとしている。鶴見署によると、井上社長以外の6人は同社の役員や従業員。いずれも容疑を認め、井上社長は「国産と表示した方が客に安心してもらえると思い、10年以上前に産地偽装を始めた」と供述しているという。
産経新聞のウェブサイトから引用

 

平成25年6月14日
「加藤美蜂園本舗」産地偽装(2万個以上販売)

株式会社 カリス成城 及び 株式会社 加藤美蜂園本舗におけるハーブエキス入りはちみつの不適正表示に対する措置について農林水産省は、株式会社 カリス成城及び株式会社 加藤美蜂園本舗が、ハーブエキス入りはちみつについて、「中国産はちみつ」を混合していたにもかかわらず、原材料名として「はちみつ(アルゼンチン)」と表示し、販売していたことを確認しました。このため、本日、株式会社 カリス成城及び株式会社 加藤美蜂園本舗に対し、JAS法に基づき、表示の是正とあわせて、原因の究明・分析の徹底、再発防止対策の実施等について指示を行いました。加藤美蜂園本舗にあっては、上記の不適正な表示の商品21,349個を一般消費者向け商品としてカリス成城に販売し少なくとも20,615個を一般消費者に販売した。
農林水産省のサイトより引用

 

2013年2月15日
「(有)みつよしフーズ」産地偽装し販売した量なんと8t以上

福岡県は14日、中国産のはちみつが混入した製品を製造し、「国産」などと表示して販売したとして、同県太宰府市の(有)みつよしフーズに対し、JAS法と景品表示法に違反すると認め、改善を指示したことを公表した。ほかにも、みつよしフーズは産地を指定せずに購入したはちみつを原料とした商品の産地を「熊本」「福岡」と表示して販売していた。県の発表によると、中国産のはちみつを約2割含むなど産地偽装のあった商品が少なくとも2010年7月1日~12年12月31日の間、県内外の卸売業者・小売業者に販売された。一部は店頭で一般消費者にも販売された。商品名(数量)は、以下の通り。▽「太宰府 豊かな大自然の恵み 純粋国内産蜂蜜」(2,700本、1,620キログラム)▽「芳醇な味と香り 国内産純粋はちみつ」(15,155本、4,546キログラム)▽「九州のはちみつ 熊本みかん蜜」(4,396本、1,319キログラム)▽「九州のはちみつ 福岡れんげ蜜」(2,322本、697キログラム)
NETIBNEWSより引用

 

2012年10月1日
「藤原アイスクリーム工場」産地偽装(国産はたった7%)

はちみつ原産国不当表示 藤原養蜂場に措置命令リコールプラス
天然はちみつ26商品で、原産国についての表示が景品表示法に違反していたとして、消費者庁は藤原アイスクリーム工場に対し、同法に基づく措置命令を行った。
同社は、2010/09~2011/12までの間、商品本体に貼付したラベルや封緘シールに、「藤原養蜂場は日本でも最も古く、明治時代から蜜蜂の飼育に専念、改良を加えて今日に至って居り、特に三陸地方から北上山系の早池峰山麓に本拠地を置き、我が国で最も品質の高いとうたわれる純粋の『栃やあかしあやクローバーの花の蜜』を生産して参りました」、「品質保証 いわて・もりおか 藤原養蜂場」など、国産と思わせるような表示をしていた。しかし実際には、国産はちみつの使用割合は約7%~30%で、中国やハンガリー産の天然はちみつが混合されていた。
exciteニュースより引用

 

2011年5月24日
「ほくと蜂舎」産地偽装(偽装は業界全体でやっていると発言)

輸入品を国産に偽装の疑いで養蜂業者逮捕 神奈川県警
カナダ産などの輸入蜂蜜を国産と偽って販売したとして、神奈川県警は24日、不正競争防止法違反(誤認表示)の疑いで相模原市緑区の養蜂業「ほくと蜂舎」会長の加藤光雄容疑者(65)=緑区牧野=と社長の河内久子容疑者(62)=同=を逮捕した。2人の逮捕容疑は、共謀して2009年2月~10年12月、カナダ産とニュージーランド産の蜂蜜を瓶に詰め替え、原産地を「北海道」と表示し、32回にわたって同県厚木市の業者などに計約138万円分を売るなどした疑い。県警によると、加藤容疑者は容疑を認めている。加藤容疑者は23日、取材に「蜂の病気などで蜂蜜がとれなくなり、金のためにやった。(偽装を)やってない業者はなく、業界全体でやっていると思うと話していた。
県によると、昨年12月に農林水産省から不正に関する情報提供があり、立ち入り検査。09年10月~10年12月に少なくとも450グラム入り瓶約730個を表示を偽り販売したことが判明した。
日本経済新聞のネットニュースより引用

 

2011年3月10日
「カンノ蜜蜂園本舗」産地偽装(中国産混入のハチミツを国産と偽る)

中国産ハチミツが混入した商品を「国産」と表示し販売したとして、消費者庁は10日、製造業者のカンノ蜜蜂園本舗に景品表示法違反で改善措置を命じた。同庁によると、同社は昨年7月9日から今年1月29日までに販売したハチミツ5商品の原材料欄に「アカシヤ蜂蜜(国産)」などと表示した。実際の商品は中国産ハチミツの使用割合が約51%と国産(約49%)よりも多かった。商品は同県内の自社の直営店や土産店などで約1800個販売された。
日本経済新聞のネットニュースより引用

 

2011年3月11日
「(株)フラワーハネー」産地偽装(中国産混入蜂蜜を「国産」)

国産蜂蜜に中国産の蜂蜜を混入していたにもかかわらず、原材料名に「国産」と表示し販売したとして、岐阜県は(株)フラワーハネーに対し、JAS法及び景品表示法に基づく改善指示を行った。不適正表示の詳細は以下の通り。
(1)国産あかしや蜂蜜及び国産百花蜂蜜の原材料の一部に、中国産あかしや蜂蜜を使用していたにもかかわらず「国産」と表示し、2009/12及び2010/12の2ヶ月間に、「あかしやはちみつ」については少なくとも11,258本(約3,200kg)、「野の花はちみつ」については少なくとも50,852本(約12,602kg)を一般消費者向けに販売した。
(2)かりんの蜂蜜漬(商品名:かりんのはちみつ漬(300g))の原材料の一部に、中国産あかしや蜂蜜を使用していたにもかかわらず「国内産純粋はちみつ使用」と表示し、2009年に5,999本を受託製造し、2009/11~2011/02までの間に少なくとも4,283本を一般消費者向けに販売した。
exciteニュースより引用

 

2009年5月20日
人工甘味料で水増し「ボーソーハチミツ」改善命令(なんとハチミツは半分以下で既に販売1524トン!)

ボーソーハチミツが製造・販売したハチミツ加工品にハチミツが表示の半分以下しか入っておらず、異性化液糖という割安な人工甘味料で水増ししていたなどとして、農林水産省は20日、JAS法に基づき、同社に改善命令を出した。農水省によると、同社はハチミツに異性化液糖などを混ぜた商品に「はちみつ(中国産)60%」と表示していたが、実際は25%ほどだった。別の商品では異性化液糖などを最大50%使いながら「純粋」と表示し、ハチミツ100%のように見せかけていた。ハチミツからにおいや色をとったものを意味する「精製」の表示商品は、ブドウ糖と果糖を水に溶かしたものだった。表示違反は少なくとも、07年12月~今年3月に子会社分と合わせ39商品(計1524トン)に及んでいた。同社は先月30日、「加糖はちみつ」(賞味期限が11年4月1日以前)の回収を始めた。同社から原材料を仕入れていた東洋フーズも、「はちみつシロップ」(賞味期限09年2月2日~11年2月9日)を回収している。
ボーソーハチミツは06年10月にも、ハチミツに異性化液糖を最大20%混ぜながら「純粋」と表示していたなどとして、農水省からJAS法に基づく改善指示を受けていた。田沼理英子社長は「1回目の指導の後、売り上げが半分になり、資金を切らさないように一生懸命だった。消費者や取引先に多大な迷惑をかけた」と謝罪した。 同業者によると、中国産ハチミツの仕入れ値は1キロ約300円、異性化液糖は同約100円という。
朝日新聞ウェブサイトより引用

 

ちょっと気になるニュース

2013年8月19日
ネオニコチノイド系農薬 国産蜂蜜から検出

日本など各国で広く使われ、ミツバチ減少との関連が指摘されているネオニコチノイド系農薬の一部が市販の国産蜂蜜中に残留していることが、河野公栄(まさひで)愛媛大農学部教授らの研究チームの分析で十八日、明らかになった。人は蜂蜜を食べる量が少ないため健康に問題がない濃度とみられるが、ミツバチへの悪影響が否定できないレベルという。河野教授は「ミツバチが長期間にわたって蜂蜜を摂取した場合の影響について、詳細な検討が必要だ」と指摘している。 研究チームは市販十三種の蜂蜜で、ニテンピラムやアセタミプリドなど七種のネオニコチノイド系農薬の濃度を調査。アセタミプリドが全ての蜂蜜から 検出され、最高は一ミリリットル当たり五・九ナノグラム(ナノは十億分の一)だった。ニテンピラム、チアクロプリド、チアメトキサムも一部から検出され、 最高はチアクロプリドの同十六ナノグラムだった。得られたデータを基に、ミツバチへの影響が特に大きいとされるチアメトキサムの生涯摂取量を試算すると、短期間に摂取した場合にミツバチの半分が 死ぬ量(半数致死量)の約二分の一に達するとの結果となった。すぐに死ぬことはないとしても、何らかの悪影響が懸念されるという。
東京新聞ウェブサイトより引用

 

最後に店長の独り言

 

今回試しに調べてみたのですが、ここ最近の日本だけでも結構な数の偽装があったので、正直びっくりしました。
時間があればもっと捜せそうですが、キリが無いのでこの辺でやめておきます。(笑)
きっとこうした事件の背景には、「消費者はどうせ産地まではわからない」、「一円でもコストを削減して利益を上げたい」、という企業の利益重視の体質や、「日本のミツバチの減少」、「天候不良による国産ハチミツの不作」、なども関係しているのかもしれません。
ただどんな事情があったにせよ、消費者を騙した事には変わりないので、きっと消費者の裏切られた気持ちや信用を取り戻すまでには、多大な時間が必要になると思います。
「信用を築き上げるのには時間がかかるが、信用を無くすのは一瞬だ!」
私が若い頃、尊敬する職人さんに教えて頂いた言葉です。すべてのハチミツを扱う業者さんが、この言葉の意味をよく考えて、正直に行動して欲しいと願うばかりです。

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